概要
クレディ・スイスはチューリッヒに本拠を置く、世界有数のグローバル金融機関です。2015年10月に、戦略および組織構造との整合性を高めるために、規制またはリスク関連のトレーニングのガバナンスを強化することを決定しました。
背景・課題
クレディ・スイスには従来からグローバルレベルの金融に関するトレーニングプログラムが存在していました。しかし、ひとつひとつのプログラムは1万人近い従業員を抱える企業にふさわしいレベルのものとしては作られておらず、社内のあちらこちらでバラバラに研修プログラムが生まれてしまい、グローバルレベルでの全社員必修プログラムが減っていました。また、それらの教育へのアクセスも制限事項が多く、モバイルからの利用も困難でした。そのために教育コンテンツの制作にも多くの制約が生まれていました。この事態を打開するためクレディ・スイスの教育チームはコンプライアンス部門と連携して必修学習プログラムの透明性を高めるべく取り組み、同時にユーザーエクスペリエンスが高く、モバイルでも受講が可能な教育・能力開発システムの採用を決断しました。
取り組み ~THE STORY~
クレディ・スイスでは社員から教育コンテンツをモバイル端末で受講できるようにして欲しいと要望されていました。しかし従来の教育管理システムにその機能はありませんでした。幸いなことにSaba Cloudに変えたことで、モバイルラーニングがすぐに当たり前のものになりました。
今では5万人以上の従業員が、50ヶ国以上、140ヶ所以上の拠点から教育を受講できるようになりました。社員は好きな時に好きな場所から研修を受けられるので積極的にアクセスしています。必修トレーニング・セッションを受けるのに言語の違いや時差の障壁はもうありません。
Saba Cloudを活用することでクレディ・スイスはコストを40%以上削減することができました。研修部門が経営幹部に働きかけた結果、最重要案件として予算と人員を投入できることになり、クレディ・スイスのオリジナルビジネススクールは業界のリーダー的存在となりました。クレディ・スイスは社員が業務で成功するために役立つコンテンツを提供し、またそれを使いやすくすることで学び、能力を伸ばすための努力を後押していくことを目指しています。
導入による成果
Saba Cloudに移行することで、クレディ・スイスが以前に比べてコンプライアンス研修プログラムが効果的になったと感じているのは主に次のような点です。
- 集中管理されている必修研修の割合は2年前までは14%でしたが今では100%一元管理されるようになりました。
- 研修と能力開発に関連するコストが40%削減できました。
- 研修の受講完了率が向上しました。
- 2017年に導入して以来、多くの上級管理職が必修研修の受講にモバイル端末を利用しており、それによって業務生産性が大幅に向上しました。
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